高田です。
9月4日(金)に開催された Developers Summit 2015 KANSAI に行ってきました。
会場は 神戸国際会議場 でした。ポートアイランド上にあります。
拝聴したセッション
- 【S-1】クラウドファーストから、クラウドネイティブへの挑戦 by 東急ハンズ
- 【B-1】サービスをつくりなおす決断をするとき
- 【C-2】ゲーム開発素人集団がゲーム作り始めて いつのまにか40倍の組織になっていた話
- 【A-3】開発現場を盛り上げる技術とチームを支え続ける原動力
- 【A-4】セキュリティ対策は万全ですか?脆弱性を開発段階で排除できます
- 【A-5】関西で働くという生き方
でした。最近、開発手法に興味がありますので、そちらに偏っているかもしれません。
参加してみて
東急ハンズ 長谷川 秀樹さんの基調講演ですが、システム開発方針として、
- システム投資のROIをやめる。システム導入しても売り上げは上がらない。
- システム間インタフェースについて、必要なデータのみのやりとりにせず、まとめてやりとりする。システムリソースよりも仕様追加開発費のほうが高くつくから。
- IT部門が、業務部門に提案しなければならないという考えをやめる。そんな暇はないだろうし、お客さんが欲しがらないものを作っても使ってもらえない。
など、とても興味深い提言をされていました。
ChatWork 山本 正喜さんの講演では、今動いているものを捨ててサービスを作り直す際、非エンジニアを説得する方法として、
「検証に成功した」
という言葉を使われたというのは、自分の中でかなり印象に残っています。
最後の「関西で働くという生き方」での3名の講演では、
大阪では「とりあえず値切る」ため、適正な評価がされず、優秀な人ほど適正に評価される東京や海外にいってしまうのではないか、というのが印象的でした。
また、
「新しい出会い(人、アイデア、技術)を求めて、」
「仕事ではできないことを求めて、」
会社の外に出よう、繋がりを生かして関西を盛り上げよう、というのは、関西に限らず、どの地方でも大事なことだと思います。
同時刻だったので拝聴できませんでしたが、LTでは、関西のさまざまなコミュニティの方々が発表されていたそうですので、是非、いろいろなコミュニティに顔を出してみたいと思っています。